まるえのふんふん帳

子育てとカメラと時々キャンプ

指しゃぶりのやめさせ方

 親子とはいえ、他人(自分以外の人間)は変えられないんだなと、改めて思った。

Prashant SharmaによるPixabayからの画像



 ある時ふと気付いた。おや?指しゃぶってないぞ。なんでや。寝る前は必ずしゃぶってたやん。何回引っこ抜いても吸い付いてたのになんでや。

どうやったらやめてくれるかと、周りに相談すると結構「経験者」が多いことに驚いた。全員やめたきっかけも年齢も違うけど、共通してたのは、“自分で気付いた”ことだった。なんで指なんかしゃぶってんねやろと気付いたらすっぱりやめたとみんな言う。何かはわからないけど、トリガーがどこかにあるらしい。

 ゆびたこの絵本を読んだり(指しゃぶりながら見てた)、ママも吸わせてーと言ってみる(吸わせてくれた)、ママの指吸ってーと言う(拒否された)、しゃぶってる姿を写真に撮って見せる、代わりになるようなタオルやぬいぐるみを持たせてみる(それを抱きつつ指は吸う)等々、惨敗だった。アイデアも尽きて諦めていたのに勝手にやめていた。解せぬ。

 本人曰く、「友だちにこれ(ゆびたこ)なに?」と聞かれたから、だそうだ。なにそれ。今までの私の攻撃は全く効果なかったのにそんなのでやめちゃうの?解せぬ。ほんのり成長を感じられるもののやっぱり解せぬ。

 友達になに?と聞かれてなんて答えたのと聞くと「わかんな〜い」と言い逃れたらしい。どこで身に付けたのその処世術。たまに本当に私が産んで育ててきたのか自信がなくなる時がある。

涙の理由

 帰宅後、来週卒園式を控えた息子が半泣きでしがみついてきた。

どうしたの?と聞いても無反応。どうやらシクシク泣いている。落ち着くのを待って聞くと

lisa runnelsによるPixabayからの画像

 

「ママがばーちゃんになっておれを抱っこ出来なくなるのがやだ」という。いや卒園寂しい!とちゃうんかい!

「大丈夫だよ。そのためにジムに行ってるんよ。ムキムキばーちゃんになるよ」

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「え?」

「^-0:.kiu;lkjhg5rfcxzs」

「なんて?」

「顔がばーちゃんになるのがいやだ」

「あー(無茶をおっしゃる)…」

「今のままがいい」

「がんばるわぁ(遠い目)」

「どうして急にそう思ったの?」

「さっきトイレ行った時に思ったの」

「そうか…」

 

 

なんで?

 

 

我が子の不思議は続く

面接とカフェ

Free PhotosによるPixabayからの画像

 先日、とある写真スタジオに面接に行ってきた。

一度、七五三でお世話になりスタッフさんの雰囲気もいいし、やるならカメラ関連の仕事をしたいのだ。そんな折にスタッフ募集のお知らせ!これはいくやん?とりあえず、そういった職場はまったく未体験なのでパートでもなんでも飛び込んでみたかった。お返事は、「土日入れないのはちょっと」ま、そらそうか。週末メインのサービス業だもんね。平日の昼間なんて人足りてるよね。けど、土日に年中と小2を数時間放置は流石に怖すぎる。夫は基本的に土日いないし、実家に預けるにもやや遠い。子どもの送迎や子守代とその時間で稼げる金額だと働くメリット感じない。どうにも、今じゃない、ここじゃない感がすごい。

 近所に某有名輸入食品店ができるという噂を聞きつけ、オープニングスタッフの募集要項みると、「平日15時以降もしくは土日祝のいずれかに入れる方」とある。別に休みたくて土日入らないんじゃないよ。というより、母は土日休みではない。むしろやることが増える。自動車免許もない、資格もないとこんなに仕事が見つからんとは。女性も社会進出って割には子持ちは働きにくい。最初っから、復職前提で育休使って保育所に入れるという選択をせず、こどもが小さい時は面倒みたいと言ったのは自分だし、復職しやすい資格なりなんなりを持ってないのも事実だから自業自得の極みではある。ま、過去は変えられないので、どうにかまさぐっていくしかない。

 と言うことをスタバで書いている。しれっとカフェデビューしてしまった。そこそこ空席があるし、そこそこ勉強している人達もいるし、やかましいのもいないし、めちゃくちゃいい。しかもコーヒーが飲める(当然)。若干の後ろめたさはつきまとうけど。そんなに頻繁に来ないから見逃してほしい(誰にいうてんねん)。どうにも心の晴れない日が続いていて、ちょっと贅沢したかったんです。けど、昼ビールはさすがに人の道踏み外しかねないので、踏みとどまってカフェでキーボードカタカタチャレンジしたかったんです。月に一回も来ないし、次回は図書館を狙ってるので何卒ご容赦を!!!(だから誰に言うてるねんな)。これも自分で稼いだお金なら気兼ねなくこれるのだろうか。家事育児をほぼ1人でこなしてるなんて大変で立派なことなはずなのに、この罪悪感ってなんなんだろう。